田辺市議会 2014-06-26 平成26年 6月定例会(第2号 6月26日)
私もまた、現駅舎は失うと取り戻せない時間的な価値を有し、さらに言えば、昨年9月に完成した駅前広場は、田辺市観光センターの建設を含め交通体系全般の見直し、安全性・利便性、そして連動制の強化が図れるよう、現駅舎を中心に設計されていることからも、JR西日本和歌山支社には、保全を前提に新駅舎建設の検討を期待しておりました。
私もまた、現駅舎は失うと取り戻せない時間的な価値を有し、さらに言えば、昨年9月に完成した駅前広場は、田辺市観光センターの建設を含め交通体系全般の見直し、安全性・利便性、そして連動制の強化が図れるよう、現駅舎を中心に設計されていることからも、JR西日本和歌山支社には、保全を前提に新駅舎建設の検討を期待しておりました。
本駅舎建設については、和歌山駅東口建設期成同盟会でかねてから別途運動を進めているようである。当局としては、その期待にこたえて、JRに何か働きかけをしておられるのか。また、今後の見通しはどうか。 その6は、今の建ぺい率、容積率では、駅周辺の開発を阻害するおそれがあると考えられる。土地の有効利用を促す意味で、見直す必要もあると思われるが、いかがか。
平成元年度において、和歌山市清掃株式会社がJR和歌山駅東口仮駅舎建設費の一部として、 3,000万円の寄附をした問題について、委員から、当該清掃会社は平成元年度決算において、赤字決算となっているところから、かかる寄附行為は当該法人の見込み違いがあったのでは、との指摘をし、今後、かかる支出に当たっては、慎重に対応されたいとの意見がなされたのであります。
さらに委員から、東口の駅舎建設には賛成するがとした上で、今回の問題は、昨年本市が地方債について自治省の許可が得られなかったという財政運営のまずさから派生したもので、本来和歌山市が独自で取り組むべき問題であるにもかかわらず、和歌山市清掃会社に財政上肩がわりさせた形で進んでいる。
次に、JR和歌山駅東口の仮駅舎建設についてであります。昭和63年度当初予算に計上された8,320万円が寄附行為と認められず今日に至っております。
冒頭、当局よりJR和歌山駅東口の仮駅舎建設については、公費での建設を断念し、所要の予算を減額補正している旨の説明が行われました。これに対し、委員より今後の見通しについてただしたのであります。